厨房床塗装 DIYと業者依頼、どっちがいい?

新設時は業者へ、補修はDIYで可能です。

厨房の床は、高温・お湯・水・油・洗剤など、非常に過酷な環境にさらされます。
そのため床材を間違って選んだり、施工方法が不十分だと、すぐに剥がれてしまいます。

特に、釜の下など高温になる場所や、常にお湯がかかる場所は注意が必要です。

なぜ新設時のDIY施工は難しいのか?

1. コンクリートの含水率を調べるのが難しい

コンクリート打設直後は、内部に大量の水分が残っているため、含水率を測定せずに施工をしてしまうと、剥がれの原因になります。
一般的には4週間程度の養生が必要ですが、季節によっても変動するため、施工前には含水率測定器での計測が必要です。

2. 下地処理が難しい

新設時には、コンクリートの表面を専用の研磨機(ダイヤモンドの刃付き)で削り、汚れを取り除いて表面を粗くします。
これにより塗床材がしっかり密着しますが、下地処理が不十分だと、どれだけ高品質な材料を使ってもすぐ剥がれてしまいます。

3. 厚膜仕上げが難しい

厨房の床材は、コテを使って厚く塗り広げる「厚膜仕上げ」が基本です。
最低でも2mm以上、場所によっては6mm以上の厚みが必要になるため、専門の職人でなければ施工は非常に困難です。

なぜ補修はDIYでできるのか?

実は、厚膜用の補修材を少量で販売している会社はほとんどありません。
当社が販売を始めたきっかけは、お客様からの「ちょっとした補修を自分でできないか?」という声でした。

一般的なメーカー品の塗床材は、一斗缶単位で販売されています。
しかも2液型で、秤で計量し、撹拌機で混ぜる必要があるため、DIYで補修をするにはとても使いにくいのです。
また、余った塗床材は処分にも困り、結果的に業者に依頼するより費用がかかってしまうこともあります。

そこで当社では、1kgから購入できる補修材をご用意しました。
使い方も簡単で、主材に硬化材を入れて袋の中で揉むだけ。
特別な道具を使わず、誰でも気軽に補修ができます。

補修材の費用と耐久性

製品名最低
厚み
1㎡あたりの単価目安お湯熱湯冷蔵防塵防滑重量薬品低臭
タフカラー4mm21,000
グルードカラー2mm9,064×
フロウカラー1mm4,090××

製品別施工後質感

タフカラー
グルードカラー
フロウカラー

まとめ

新設の際には、今後の補修を見据えて色を決めていただくことをおすすめします。
当社補修材の中から選んでいただければ、将来補修するときに同じ色を購入でき、質感も変わらず、もっとも安価にメンテナンスが可能です。

また、「タフカラー」は性能面で非常に優れていますが高価なため、
高温になる箇所だけタフカラー、その他は別の塗床材といった組み合わせ施工のご提案も可能です。

なお、すでに塗床が施工されていて、当社補修材に同じ色がない場合でもご安心ください。
15kgから特注色をお作りすることも可能です。

ぜひお気軽にご相談ください。

どちらにすべき?迷ったらまずは相談を

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